美味しい果物・野菜を提供するために・・・

IMG_9479

紀の川市鞆渕(ともぶち)にある中家農園では、標高が高く朝晩の気温差が大きい独特の気候を利用した、特産物を生産しています。気温が下がる夜はぐっと耐えている分、細胞もしっかりと成長し養分を溜め込みますので、日持ちがする美味しい農作物が採れるのです。また、平野部とは収穫期が少しずれますので、品薄の時期に出荷することもできます。
気候風土に恵まれた鞆渕は、農業に適した素敵な土地なのです。

中家農園の果物・野菜

朝晩の冷え込みで寒暖差が大きく、しっかりと実が引き締まって色づきの良い柿が実ります。色合いは透明感を感じる朱色に近くなり、かたち・大きさも申し分のない美味しい柿です。

IMG_9435
IMG_9433

きゅうり

高温になりすぎると育ちにくいきゅうりですが、高原ですずしい鞆渕ではしっかりちゃんと育ってくれます。収穫期には朝早くから夜まで休みもなしの日々ですが、シャキシャキと元気に育ったきゅうりを見ていると、仕事の疲れも忘れてしまいます。

7ef6a9175681a107b2c207ec3b954c14_m
a87b2727226b8f484bcd2943b6ecf131_s

うすいえんどう

さやが大きく粒の揃った実えんどうは和歌山特産の「うすいえんどう」として知られています。皮が薄く柔らかいので、豆ご飯の最適食材として春の関西ではおなじみです。南部や平野部では3~5月が収穫期ですが、鞆渕では6月まで収穫できます。

b941cc457c0153e6ddb9d0ba8772e415_m
ef297dd37540a1c2b9254973ebc691d6_m

黒大豆

農園で収穫された黒豆は、今でも昔ながらの高はぜで日干しによる乾燥を行っています。雨や雪の多い地域では機械による乾燥になってしまいますが、気候に恵まれた鞆渕で日干しにすることにより、黒豆本来の風味を閉じ込めた品質の良い黒大豆を作ることができるのです。

IMG_9473
IMG_9401

中家農園の今後の取り組み

鞆渕の気候に合った新しい作物にも挑戦しています。

IMG_9449

農作物は平地が最適とは限りません。高原野菜が美味しいのは、その独特な気候が作物を厳しくも優しく育んでいるから。中家農園ではこの地域に適した新しい作物の開発にも積極的に携わっています。

農作業の風景

黒豆の高はぜ干し作業
黒豆の選別作業
柿の収穫風景